人気ブログランキング | 話題のタグを見る

 仙台発 理学療法士が   初海外で世界一周に挑戦♪


by puyol-spa
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

予防接種

今日のお題は「予防接種」


世界一周、ましてや俺のように南米・アジア・アフリカなんかにも長期滞在しようと考えいる場合は予防接種の重要性は大です。

ブラジルやケニアなどでは黄熱病の予防接種を受けた証明書(イエローカード)が無いと入国できないし、世界各地には致死率の高い感染症も多々あります。


そんな訳で、自分に必要そうな予防接種とそれが可能な医療機関を捜し出し、9月頃から計画的に受けていました。

なぜそんなに前からなのかというと、医療機関によっては同時接種不可なところもあるし、ひとつの病気につき1~3回の接種が必要で、1回目と2回目の接種間隔を2~4週間はとらなければいけないから。

しかーも、東北地方は接取可能な医療機関が少ない!!俺の場合は車で往復2時間以上もかかるところでしか受けることができずとても大変でした。

予防接種_f0195771_1301292.jpg

<俺の予防接種スケジュール>

2008.9/19      狂犬病1回目     塩竃市立病院           ¥7,350
   9/26      A型肝炎1回目     結核予防協会宮城県支部
                         複十字健診センター         ¥8,400
   9/26       破傷風         複十字健診センター        ¥2,625
   10/10       A型肝炎2回目     複十字検診センター        ¥8,400
   10/24       狂犬病2回目      塩竃市立病院            ¥7,350
   11/19予定    黄熱病          仙台医療センター         ¥8,350

                                              

以外に料金高いよねー。
料金は医療機関によって差があるから、これでも安くて近いところを選んだ結果!!


A型肝炎は、致死率は低いけど飲食物からの経口感染のため、少しでも安心して現地の食事を摂るために接種。3回目は外国の病院で接種予定。

狂犬病は、致死率が高い上に感染したコウモリの唾液が空から落ちてきて人間が感染した例もある最悪な病気。これも途中どこか外国の病院で3回目を接種する予定。

破傷風は、子供の頃の定期混合接種の中で2回接種しているはずだけど、10年経ってちょうど効果が無くなっているころなので1回追加接種。

黄熱病は、ブラジル入国のために絶対不可欠。他は全て不活性化ワクチンだがこれだけ生ワクチンなので接種後1ヵ月は異種接種不可、副作用が現れる可能性も高いとか。そのためスケジュールの最後に予定。





以下は<FORTH(FOR Traveller'sHealth)
厚生労働省検疫所による海外渡航者・旅行業者・医療従事者向けの情報提供>を基にそれぞれの詳細をまとめたものです。

A型肝炎 Hepatitis A
途上国では一般に存在する感染症。汚染された飲食物を介して感染し、発熱、全身倦怠感や黄疸がみられ、重症化すると著しく衰弱し、数週間から1ヶ月以上も休養が必要になることがある。なお慢性化したり死に至ることは極めてまれ。
予防接種はA型肝炎ワクチンを2~4週間間隔で、2回接種。さらに約半年後に1回追加接種すると5年間は効果が得られる。


狂犬病 Rabies
発病するとほぼ100%死亡し治療法がないおそろしい感染症。世界では年間4万人~6万人が死亡し、欧米を含む世界の大陸に現在も存在。
ヒトの場合、潜伏期間は9日から数年で通常は20から60日程度。発病率は32~64%。発病するかどうかはかまれた傷口の大きさや体内に入ったウイルス量などで大きくかわる。
症状は、発熱、頭痛、全身倦怠、嘔吐などの不定症状で始まり、かまれた部位の異常感覚がある。ついで、筋肉の緊張、幻覚、けいれん、嚥下困難などが起きる。液体を飲むとのどがけいれんを起こし、非常に苦しいため水を怖れるようになる。犬の遠吠えのようなうなり声をあげ、大量のヨダレをながし、昏睡、呼吸麻痺が起き死亡。
狂犬病のおそれのある動物にかまれたら、すぐに傷を水でよく洗い、信頼できる病院でできるだけ早く傷の処置とワクチン接種が必要。(暴露後接種)いったん発病したら治療法はなく、100%死亡。
狂犬病ワクチンは4週間間隔で2回、6ヶ月後にさらに1回の接種が必要。


破傷風 Tetanus

破傷風菌が産生する毒素により、口唇や手足のしびれや口が開けにくいといった神経症状を引き起こし、治療が遅れると全身けいれんを引き起こし死に至る感染症。破傷風菌は全世界の土壌中に広く分布し、おもに傷口についた土などから感染する。


黄熱 Yellow Fever
蚊によって媒介されるウイルス性の感染症。様々な症状を起こす急性疾患で、最も軽い場合は鑑別はできないが、通常、3~6日の潜伏期間の後、突然の発熱、頭痛、筋肉痛、悪心、嘔吐などを起こす。病気が進むにつれ、出血症状(鼻血、歯肉からの出血、吐血)や蛋白尿が現れる。黄疸は感染初期には軽く、次第に重症となる。死亡率は、流行地の人の場合は5%以下だが、旅行者などでは50%以上になることがある。
予防接種は1回の接種で10年間有効。
黄熱は、唯一渡航に際して予防接種の国際証明書が要求される感染症。


    blogランキングに登録しています♪
    クリックして頂けると一票になるので喜んじゃいます012.gif053.gif by まさる ⇒ にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
by puyol-spa | 2008-11-13 01:51 |  ・予防接種